映画

 フェノミナ

『フェノミナ』あらすじ。ジェニファーは有名俳優の娘だが、事あることにアクシデントが頻発してどうもなんかの呪いがかけられてるみたい。色々な事に大変苦しみぬくし虫と仲良くもする。でもまた苦しみぬくよ? お楽しみに。ちょっと目を離したすきにまた苦…

 ハンバーガー・ヒル

ハンバーガー・ヒル音頭 ベトコンの栄える ベトナムを守るため 自由の力でアメリカが すごくなり すごい戦争を すごくした オー ハンバーガー・ヒル ベリーナイス アメリカ兵たちは しょんぼりした M16は 蜜の味 60mmは エレガント 誤爆して味方を 殺すこと…

 眼下の敵

アメリカの駆逐艦とドイツのUボートの死闘。海上と海中でお互い姿が見えないのがミソじゃよねー。艦長同士が知恵と経験をフル活用して音だけを頼りに知略を廻らせるのがかっこいい。 潜水艦の戦闘シーンというと、『ふしぎの海のナディア』のガーフィッシュ…

 バリー リンドン

レイモンド・バリーの栄達と転落の人生がナレーション入り二部構成で描かれており、なんだか起伏がないし(あえて抑制してる?)、ストーリー的には総集編というかダイジェストな作りなのでおもしろくない。 でも、個々のシーンが素晴らしく美しい。各シーン…

 マルコヴィッチの穴

そこに入ると誰もがジョン・マルコヴィッチになる穴が出てくる話だと聞いていたので、おもしろおかしいコメディ映画なのかなーと思って見てみたら、まっとうなコメディから微妙に外した話でおもしろいね。 「俺がマルコヴィッチでマルコヴィッチが俺で」とい…

 レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード

あんまり評判が芳しくないようなので恐る恐る見たのだけれど、けっこうおもしろかったので満足。いい意味でも悪い意味でも『デスペラード』の血を引いており、三部作完結編というのはわからんでもない。 なんかよくわからんが、メキシコのグチャグチャにアメ…

 グーニーズ

子供のころ映画館で見て感激して、ファミコンのゲームを買ったりしたっけ。映画館で見て以来一回も見ていないからかなり記憶の中で美化されているような気がしてちょっと見直すのが怖かったのだけれど、全然色褪せてなくてビックリ。DVDのクリアな画質で見れ…

 ヒドゥン

80年代のB級映画の話をしてて、『ガバリン』と『クリッター』と『ヒドゥン』がゴッチャになってるっぽいので、確認。えーと、悪いピグモンが出てくるのが『ガバリン』で… 「それは『クリッター』です」 わかってるねんで?! 人間に寄生して悪事を行い、バレ…

 モンティ・パイソン 人生狂騒曲

『モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル』とか『モンティ・パイソン ライフ・オブ・ブライアン』みたいな長編映画かと思って見たら、「人生の意味」というテーマで互いが緩く関連している短編オムニバス映画(コント集?)なのでビックリしますね。…

 トレマーズ

アレクちん宅のPS2がヘタっていて最後まで見れなかったので、改めて借りて見た。何度目だ。 本編がおもしろいのは勿論だけれど、メイキングもおもしろいね。「陸のジョーズ」という身も蓋もないコンセプトから、いかに『トレマーズ』が生まれたのか? パーフ…

 バロン

中学生のころ見たときは途中で寝ちゃった記憶があるので心配だったけど、寝るどころか最後まで興奮しっぱなしですごく楽しめたのでビックリしますね。 オスマン帝国と戦争中のオーストリアのとある町(町はボロボロ、住民も兵士も傷だらけ)でほら吹き男爵の…

 ワンダとダイヤと優しい奴ら

ワンダとダイヤはともかく、「優しい奴ら」って誰やのん? ワンダが冷徹にすべての男を手玉に取る性悪女だったら、この映画の笑いはほろ苦いブラック・ユーモアになっていたと思う。現にワンダが性悪な面しか見せていなかった前半までの笑いはかなり意地の悪…

 用心棒

古典にしてすべてを備えた娯楽名作であり、おもしろすぎる。 黒沢のほうが本家なのに、どうにもこうにも西部劇すぎる映像がおもしろいね。風が吹き荒れ砂埃が舞う静かな街に、浪人とヤクザがいてクルクル回るあの謎の草がないのがふしぎ。 小さな宿場町の覇…

 殺人魚フライングキラー

ジェームズ・キャメロンのデビュー作であると同時にものすごくヘボいとも聞いていたので、どんなんだろうと不安半分期待半分で見てみたら、わりと普通にちゃんとB級ホラーパニック映画しているので安心したようなガッカリなような。ちゃんとバカップル(水中…

 キング・オブ・キングス episode1皇帝誕生

セント・ヘレナから始まって、イタリア戦役に戻って、アイラウの戦いまで。なんか大河ドラマの総集編みたいなかんじ。場面転換とかやや唐突なところとか、ナレーションでの説明がないからわりとナポレオニック初心者置いてけぼり。バージェス『ナポレオン交…

 地球に落ちてきた男

デヴィッド・ボウイが宇宙人というのがはまりすぎじゃよねー。ノーメイク(髪は染めてるけど)でも人外の何かにしか見えないノデ。デヴィッド・ボウイが魔王役をやってる『ラビリンス』も見たくなった。 どこか人外めいた容姿といい、サングラスをかけてると…

 助太刀屋助六

仇討ちを勝手に手伝う助太刀屋の助六が、ふと立ち寄った故郷の宿場町で、今まで顔も知らなかった父親の仇討ち(父親のほうが仇)に巻き込まれてギャワー。寄って集って仇討ちされた父親の仇討ちをするために、父親の位牌に依頼されて助太刀するという設定を…

 ザ・セル

グチョヌルイヤ映像満載サスペンスかと思って見たら、映像自体はミュージック・クリップみたいに無意味に美しかったので平気。退屈するかもと心配していたら、変で綺麗な映像を見てるだけでも十分楽しめた。 ミュージック・クリップみたいな無意味に綺麗な映…

 ワーテルロー

「戦争は数だっちゃ、ダーリン」 その声は、ラム先生口調のドズル・ザビ先生! 確かに、これだけの人数を使ってワーテルローの戦いを再現すると、それだけでもう迫力満点じゃよねー。接近と俯瞰を自在に使い分けて当時の戦争を再現しており、ネイの騎兵突撃…

 不思議の国のアリス アリス・イン・ワンダーランド

テニエルの挿絵のビジュアルをわりと尊重して映画化してあっておもしろい。キチガイ帽子屋とか、トゥイードゥルディーとトゥイードゥルダムとか、挿絵そのままの人をどうやって見つけてきたんじゃろかー。実写映画版『ストリートファイター』でいったら、ザ…

 スターリングラード

スナイパー映画じゃないほうの『スターリングラード』。 雪の風景がもう、寒そうで寒そうで、どちらかとゆうと暑いのより寒いほうが苦手なので見ていてギャワー。のこのこ軍隊出してひどい目に遭うドイツ軍はともかくとして、ロシアの人はどうやって生きてい…

 トーキング・ヘッド

全編屋内で撮影されており、なんか舞台風のセットが組まれて舞台風の演出が多いし、映画(アニメ)を製作しながら映画(アニメ)を解体していくというコンセプトが『御先祖様万々歳!』みたい。明朗映画崩壊喜劇なのか? 舞台風だけれど、舞台を撮影しただけ…

 ラブ&ポップ

前に見たときは、あからさまにエロいカメラアングル(舐め上げるように女子高生の太腿激撮)の多用から、なぜ女子高生のスカートはあんなに短いのにパンツが見えないのかを追求する映画だと思っていたけれど、今見るとやっぱりあの角度で撮っていてパンツが…

 ラジオタウンで恋をして

マリオ・バルガス=リョサの書いた原作『フリアとシナリオライター』が好きだったので見たのだけれど、思ってたよりもずっとおもしろくて大満足。原作で主役だったマーティン(マリオ)を脇役にして、ラジオドラマの脚本家ペドロ・カーマイケル(ペドロ・カ…

 ナチスゾンビ

古谷一行と木の実ナナ主演の温泉が舞台の2時間ドラマみたいなものじゃろかー。温泉が小汚い湖で、古谷一行がナチスゾンビ。ポロリもあるヨ。 冒頭から女の子がヌードになって小汚い湖ではしゃいだり、途中でバスケ合宿の女の子たちが小汚い湖ではしゃいだり…

 わらの犬

ダスティン・ホフマンわかーい。そして背が低い。スネーク・プリスケンみたいに初対面の人に「あなたがダスティン・ホフマン? 思ってたよりも小さいな」って言われるんじゃろか。 アメリカの数学者が妻の生まれ故郷であるイギリスの片田舎にやってきて、な…

 つめたく冷えた月

ブコウスキーが原作の映画だからアメリカ映画だと思い込んで見てみたら、フランス映画なのでビックリしますね。そして白黒。フランス語で喋ってるのに雰囲気はなんとなくブコウスキーっぽい。でもブコウスキーってこんな短編書いてたっけ? 読んだけど忘れて…

 ネクロノミカン

ネクロノミコン(なんで日本語のタイトルはネクロノミカンなんじゃろか?)とラブクラフトが出てくるけれど、ラブクラフトの小説とはあんまり関係ないみたい。ラブクラフトの小説のシチュエーションとか設定だけ借りてきた、わりとありきたりなグチョヌルホ…

 バトル・ロワイアル 特別編

だいぶ昔に読んだから内容はほとんど忘れちゃったけど原作が好きなので、期待半分不安半分で見てみた。600ページを超える原作を2時間にまとめるのは無理があるんじゃないのかなーと思ってたけど、わりと原作の筋を活かつつ独自のアレンジも加えておもしろい…

 未来世紀ブラジル

情報省が書類のミスで誤認逮捕をしつつ拷問で容疑者を殺していたり(お金がかかるので費用は被疑者持ちという魔女裁判システム)、爆弾テロがすごい勢いで横行したりしているものすごいディストピアな世界なのに、なんかあんまりイヤなかんじがしないのでふ…