2004-01-01から1年間の記事一覧

新今宮の後輩宅でダラダラしてるときに、大学でSF研に入るまでの読書暦が話題になって、聞かれてみると自分でもよくわかってないので整理してみる。 小学生 親に買い与えられた本を読んでた。ポプラ社の子供向けのソフトカバーの本とか、子供向けの偉人の伝…

 花嫁はエイリアン

『バットマン』以外知らないけど、キム・ベイシンガーってこんな顔だったっけ? すごい美人じゃなくて、味のあるいい顔じゃよね。居間にある『シェイクスピア』や『シャイニング』を読んでくるくる変わる表情とか、地球の文化に触れて感動している様子が愛ら…

東京に転勤になった同回生が帰省で関西に帰ってきたので大阪まで会いに行く。せっかくなので、すごいと評判のカラオケUGAに行ってみたら、スケバン刑事が大量に入っていたので歌ってみる。タイトルだけだとどんな歌かサッパリわからないのに、イントロが流れ…

T・M・ディッシュ『アジアの岸辺』 国書刊行会 遅れて来たニューウェーヴ大好きっ子であるぼくにとって、新しく出版されたディッシュを読めるのはうれしいことだと思う。

新今宮の後輩からポール・アルテ『赤い霧』を借りる。 せっかく砂丘から来た先輩がイーガン『万物理論』を貸してくれたのに、置き忘れてしまうリトルおろかなわし。

今野緒雪『マリア様がみてる イン ライブラリー』を読み終わる。可南子ちゃんが出てこなくて大変残念だが、鵜沢美冬の元で立派な紅薔薇ストーカーになるべく修行中なのだと思うことにする。そのうち短篇でこのつらい修行の全貌が明らかにされること間違いな…

#5 やつらは騒いでいる ねねね先生が留守の隙にキャッツ・アイな話に突入してみたりもする。古城に潜む吸血鬼だと思わせておいて、じつはただの変人だったという演出は好き。紙使いは珍しいけれど、全然知られていないわけではないらしい。 #6 ライトスタッフ…

今野緒雪『マリア様がみてる イン ライブラリー』 コバルト文庫 大手筋商店街のブックス新京都で購入。大手筋は長らく本屋不毛地帯だったので、ブックス新京都でも十分嬉しい。でも場所が悪いので(サティの前の半地下の店なんて普通気がつかない)、次に行…

クラッシュ J・G・バラードの原作はわけわかんなくておもしろかった。 ダリル・ハンナのジャイアント・ウーマン 仕事を選ばないという噂のダリル・ハンナ。選ばないにもほどがある。 殺し屋1 原作が好きなノデ。三池監督も嫌いではない。 奇人たちの晩餐会 …

 ダリル・ハンナのジャイアント・ウーマン

『スプラッシュ』のかわいい人魚役と、『キル・ビル』の独眼流看護婦の間を埋めるミッシングリンクなんじゃろかー。あ、そういえば『ブレードランナー』にも出てたっけ。 ファック野郎な父親とファック野郎な旦那に抑圧される、夢見がちで弱い役がはまってい…

ディ・キャンプ『闇よ落ちるなかれ』を読み終わる。草創期のローマではなく、東と西に別れてしまったローマに現代人を紛れ込ませるのがおもしろいね。戦国自衛隊みたいだ。 次はジョナサン・キャロル『犬博物館の外で』。

#3 神保町で会いましょう 神保町はちょっとでも古本に魅せられた者からすれば約束の地なんじゃよねー。行ったことないけど。OVAシリーズでの主役だった読子の存在感がわかるエピソード。 #4 中一コース ひさちゃんはエロ同人誌どおりの性格で納得できた。そ…

 ジャズ大名

要するに「ジャズやるべ」ってことじゃろ?と、微妙に時流を読み間違えるリトルおろかなわし。 ジャズ+大名というインパクトだけで借りてみたので、どうせストーリーなんてないも同然だと思ってみたら、原作が筒井康隆であり、わりとちゃんとした(でも素っ…

ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』を読み終わる。互いに設定や世界を共有していて、細かい部分で互いに反響しあうように出来ている三つの話が、ちょっと読んだだけではそれぞれまったく趣が違っていて、とても相関関係があるようには見えないところがお…

 ブルース・ブラザース2000

主要キャラクターを演じていて俳優が亡くなっていてどうやって続編を作るんじゃろかーと思って見てみたら、死んだことを踏まえてちゃんと続編になっているのでビックリしますね。 前作は、潰れかけた孤児院を救うためにバンドを再結成するという話だったけれ…

アラン・ロブ=グリエ『弑逆者』 白水社 「弑」という字が読めるけど変換で出せないリトルへタレなわし。絶版の原因に違いないんじゃよー!

えぞにゃーに奈須きのこ『空の境界』上下を返却。

西京極の先輩から『R.O.D-THE TV-』を全話借りる。

西京極の先輩宅で開催の「ドキ! まるごとメガネ! 男だらけの忘年会! ポロリもあるヨ」に出かける。えぞにゃーが、無駄に高機能だがナビがトンチキナな車で迎えに来てくれてラクチン。 …さて、ジェントルマン諸君。残念なおしらせがある。この中に、ふたり…

コーヒーを飲みにドトールに入ったら、スーツ姿のサラリーマンがテーブルいっぱいに書類を広げてなにやら一心不乱に作業をしていて、この時期は大変だなーと思いながら横を通ったときに覗いてみたら、一心不乱にマンガのネームを切っていた。やっぱりこの時…

ラフガディオ・ハーン『怪談』を読み終わる。ハーンって日本語で書いてると思い込んでいたら、英語で書かれたものの翻訳だったので驚いているリトルおろかなわし。そういえば『むじな』は中学生のときの英語の教材だったっけ。短い話ばかりなので、風呂につ…

シャーリイ・ジャクスン『たたり』 創元推理文庫 『ずっとお城で暮らしてる』がおもしろかったノデ。 『怪奇小説傑作集』4 創元推理文庫 サド、メリメ、ゴーディエ、アポリネール等等、普通のホラーアンソロジーとはちょっと毛色の変わったラインナップでお…

 ラオ博士の7つの顔

原作『ラーオ博士のサーカス』が大好きなので、あの胡散臭い見世物小屋的雰囲気を再現できるんじゃろかーと不安半分期待半分で見始めたら、富野由悠季監督に山羊髭を生やしたみたいなラオ博士の姿にド肝を抜かれる。こんな胡散臭い中国人見たことねー! ノッ…

 ドルフ・ラングレン in スナイパー

初見のつもりでワクワクしながら見たら、あれー、なんか見たことあるような。ドルフ・ラングレン主演のB級アクション映画といういかにも木曜洋画劇場で流されそうな内容であり、実際に木曜洋画劇場で流れたのを見たのかも。 某国での要人暗殺計画(回想)と…

おおきくなったら花見沢Q太郎のマンガのキャラクターになりたいにゃー。『痛快すずらん通り』だったらアーノルド、『ちまちまはいすく〜る』だったらみつる、『Honey Blue』だったら正午あたりの脇役ポジションで十分ですからー(馬鹿は身勝手なことを言った…

 エレファント

コロンバイン高校銃撃事件をモデルにした映画みたい。凄惨な事件が起きるまでと起きてからが、すさまじいまでに静謐な雰囲気の中で連続して描かれていておもしろいね。 事件に居合わせた高校生たち一人一人の日常は、激しいカット割りではなくて、ドキュメン…

エレファント 『ボウリング・フォー・コロンバイン』で予習はバッチリなのじゃよー(そうか?) ブルース・ブラザース2000 あんまり期待せずに見よう。 ドルフ・ラングレン in スナイパー かなりおもしろいスナイパー映画らしいノデ。 ジャズ大名 ピストル大…

そしてまた白薔薇コーヒーを飲んで腹を下しているリトルおろかなわし。牛乳は大丈夫なのに何故大好きな白薔薇コーヒーに限って必ず腹を壊すのかとか、そういうようなことが言いてえ。

 ブルース・ブラザース

刑務所を出所したばかりの悪たれが潰れそうな孤児院を助けるためにバンド活動でお金を集めようとする(ちょっとミュージカル風味)というハートウォーミングな話だと思ってみていたら、ビル爆破とかカーチェイスとかしまいには軍隊まで出てきてギャワー。お…

気持ちよく酔っ払ったあとでタバコを1,2本吹かすのが好きなのだけれど、タバコの後味は御飯を不味くするのでまいる。しかも今日は「幽霊の出る噂のある旧校舎に閉じ込められて、暗闇の中でかすかに煙の臭いを感じて火事に怯える」というホラー仕立ての夢ま…