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新今宮の後輩宅でダラダラしてるときに、大学でSF研に入るまでの読書暦が話題になって、聞かれてみると自分でもよくわかってないので整理してみる。
- 小学生
- 中学生
- 田舎なのでまともな本屋がなくて、古本屋で古い文庫本を買うようになる。筒井康隆とか横溝正史とか赤川次郎とかを買って読んでた。なぜか小松左京は『さよならジュピター』だけ読んでいた。
- 教科書で読んだ芥川龍之介と星新一おもしろかったので、いろいろ読んだ。
- 『孔雀王』『ゴッドサイダー』みたいなオカルトマンガの影響で、澁澤龍彦のエッセイを読み始める。
- 友人から薦められて王領寺静『黄金拍車』シリーズを読む。
- 笹本祐一『ARIEL』を読み始める。古本で買ってたから背表紙は緑だった。
- Hな福袋目当てで『コンプティーク』を購読していて、水野良『ロードス島戦記』を知ると同時にスニーカー文庫をレーベルとして認識。
- PCエンジンのゲームがおもしろかったので、東郷隆『定吉七番シリーズ』を読む。
- 図書館にあったエドガー・アラン・ポーの全集を読む。江戸川乱歩と間違えていた。
- 村上春樹『ノルウェイの森』をブームに便乗して読む。エロかったのでビックリする。村上春樹=エロ作家と認定。
- 高校生
- 図書館に入り浸るようになる。『ラヴクラフト全集』とか、古めのライトノベルとか読んでた。田中芳樹『銀河英雄伝説』も置いてあったけど、常に貸し出し中で借りれなかった。
- 教科書で読んだ中島敦がおもしろかったので、いろいろ読む。
- ドラクエやFFや真・女神転生の影響でいろんな神話を漁ってみるものも、挫折。ボルヘス『幻獣辞典』だけは読み通した。
- 図書館で高橋源一郎『ペンギン村に陽は落ちて』を見つけ、アニメかマンガのノベライズと勘違いして借りて衝撃を受ける。
- 映画『ブレードランナー』を見て『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、映画『トータルリコール』を見て短篇集『模造記憶』を読む。でも作者フィリップ・K・ディックのことはまだ全然意識していない。
- 『トップをねらえ!』『ふしぎの海のナディア』とかを見てSFに目覚めかけ、ホーガンとかハインラインとか図書館にあった本を手に取るが、読みきれずに挫折。