2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

オーシャンズ11 元ネタは見たので、今度はリメイク版を。 ニック・オブ・タイム ジョニー・デップとクリストファー・ウォーケンが共演してるノデ。 ファイナル・デスティネーション 模様替えで見失っていたのを今日発見。「人生至るところに青山あり」とい…

アレホ・カルペンティエール『時との戦い』を読み終わる。さすが「時間の魔術師」と呼ばれるだけあって、タイトルの示すとおりに3編それぞれ趣向を凝らして「時間」を扱っていて、わずか100ページ3篇を収めた短篇集なのにお腹いっぱい。とくに『聖ヤコ…

 スカーフェイス

トニー・モンタナがキューバからアメリカに来たのが、レイナルド・アレナスと同じ時期だと考えるとふしぎ。アレナスの自伝『夜になるまえに』には、なし崩し的に亡命を認めざるを得なかったカストロが、映画のオープニングで触れられているように亡命者の中…

アンドレイ・コドレスク『血の伯爵夫人』を読み終わる。いろんな面を持つバートリ・エルジェーベトと彼女を巡って配置されているヨーロッパ史の暗黒面の対比がおもしろかったけれど、拷問の描写が桐生操レベルだったのでややガッカリ。サルバドール・エリソ…

 ハーレーダビッドソン&マルボロマン

時代遅れの中年バイカーと時代遅れの中年カウボーイがしょぼくれた旅をするロードムービーかと思ってみたら、冒頭でミッキー・ローク演じるハーレーが「銃を向けられるたび5セントもらってたら、今頃大金モチだぜ」とか真面目な顔で言い始めるのでビックリ…

 ハスラー

ビリヤード(プール?)なんてファミコンのゲームでしかやったことないし(あの頃は無闇矢鱈とビリヤードのソフトがあったような気がする。ブームだったのか?)、専門用語も前川たけし『ブレイクショット』で覚えたのでいい加減だし(ダグラスショットがサ…

 38話『ある隊士の切腹』

「諸君らの愛してくれた河合耆三郎は死んだ! なぜだっちゃ!」 その声は、ラム先生口調のギレン先生! 今回切腹した「ある隊士」は予想通り河合耆三郎だったけれど、切腹の経緯が全然違うのでビックリしますね。まっちゃんとの友情や原田や沖田たちの弁償金…

 オーシャンと11人の仲間

『狼たちの午後』『ファーゴ』とグダグダになって失敗する犯罪映画しか見てなかったので、多少古臭くてもキッチリ決まった計画がスマートな話(多少のアクシデントも知恵と勇気とアドリブでカバー)はおもしろいなーと思ってみていたら、ギャワー。そりゃな…

えぞにゃー氏から奈須きのこ『空の境界』上下を借りる。

えぞにゃー氏に西尾維新『新本格魔法少女りすか』、京極夏彦『百器徒然袋 風』、『君が望む永遠 〜special FanDisk〜』を返却。

学生時代のサークルの先輩の結婚式の二次会に出かける。他人様の晴れの場はダメ人間には微妙につらい場所ではあるけれど(見るな、俺をそんな目で見るな!)、スゲコマ理論(幸せそうな人を激しく妬み嫉む)とアルコールの過剰摂取によりなんとか切り抜けた…

ロスト・ハイウェイ 『ツインピークス』を除けば置いてあるリンチはコンプリート。 スカーフェイス そういえばこの映画もデ・パルマ監督なんじゃよねー。 ハーレーダビッドソン&マルボロマン さっき見た『ファーゴ』の片割れがマルボロマンだったノデ。 ハ…

 ファーゴ

誘拐依頼者と誘拐実行犯が、初顔合わせでお互い仲介者から聞いていたのとは違う細かな条件の食い違いで戸惑うシーンから始まることから暗示されているように、ボタンの掛け違いが延々と続いて大変なことになってしまう映画なのでおもしろいね。 たいした計画…

キアラン・カーソン『琥珀捕り』を読み終わる。澁澤龍彦のエッセイ+エリック・マコーマック『パラダイス・モーテル』+ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』じゃろかー。途中で浮気して別の本を読んでいたせいかもしれないけれど、あんまり乗り切れなかった…

 エレファントマン

おもしろく見ていたのに、テープが1時間を過ぎたあたりで画面に激しくノイズが混じって音声しか聞こえない状態になったので視聴を断念。 いきつけのレンタルビデオ屋には変なビデオがいっぱいあって楽しいのだけれど、変なビデオは大抵古くて状態が危険なノ…

 レマゲン鉄橋

レマゲン鉄橋をめぐって、上層部の滅茶苦茶な命令を受けたアメリカ軍とドイツ軍の末端がそれぞれ酷い目に遭う話であり、おもしろかった。 クルーガー少佐は颯爽と登場したから、少ない人員でレマゲン鉄橋を守り抜く作戦を立てて橋の向こう側にいる味方を無事…

 怪奇大作戦 京都編

呪いの壺 岸田森はさり気なく怪演すぎる。あと、お寺燃やしちゃダメー。あと、戦時中軍の秘密工場で作られた謎物質が謎。 京都買います 『鉄人28号』の京都編が『京都買います』を下敷きにしているというのは聞いていたけれど、牧=敷島博士、美弥子=綾子な…

澁澤龍彦『玩物草紙』を読み終わる。朝日ジャーナル連載のエッセイをまとめただけあって、わりと軽いかんじ。内容も一貫性とか方向性とかあんまりないし。でも、連想形式であれやこれや澁澤龍彦っぽい事物がつらつら出てくるのがおもしろくて十分楽しめた。 …

 37話『薩長同盟締結!』

ま、まっちゃーん!(大空に笑顔でキメ) 長州の未亡人との仲を土方に咎められて切腹させられるのかなーと思っていたら、自分から切腹しようとする松原忠司は正直馬鹿すぎる。原田と永倉が止めに入ってその場は収まったものの、ケジメをつけるために未亡人の…

 ミッドナイトクロス

ブライアン・デ・パルマ監督目当てで借りたら、主演がジョン・トラボルタだったのでビックリしますね。そうか、トラボルタって昔はデ・パルマ監督と組んでたのか。 映像的におもしろいし(デ・パルマ監督得意の分割スクリーンとか、長回しとか。部屋の真ん中…

フィリップ・ロス『われらのギャング』 集英社 ロスは古いソフトカバー出てたやつが好みみたい。 J・M・クッツェー『恥辱』 早川書房 珍しく買ったのはちゃんと読んでいる作家なノデ。 佐藤哲也『熱帯』 文芸春秋 日本の現代作家の本って、新刊本屋で買っ…

静音さんから『アメリ』を借りる。 アレクセイ北小松さんから『カレイドスター』を山ほど借りる。

 イノセンス

新今宮の後輩の家に遊びに行ったはずが、昼間歩き回った疲れと、『もじぴったん』対戦の知恵熱と、続きが気になっていた『ジョジョの奇妙な冒険』第六部を一気に読んだわけのわからなさが重なってうっかり寝てしまい、起きたら真夜中でみんな帰るか寝てるか…

スティーブン・キング『人狼の季節』を読み終わる。『琥珀捕り』を読む合間にパラパラとめくっていたら、分量は少ないし挿絵は多いしすぐに読めた。分量的には中篇でも、町ひとつを書き込んだ『呪われた町』のおもしろさをギュッと凝縮したような読後感であ…

押井守『メカフィリア』を読み終わる。象徴(胡散臭い素人精神分析的な意味での)としての映像機械論かと思ったら、画面上で動く架空の機械をどう演出するかという話がメインでおもしろかった。だから自分が監督/演出した作品のメカばかり扱っているのね。…

 フレンチ・コネクション2

1がすごくおもしろかったので、監督交代しているからかなり不安な続編だったのだけれど、すごくおもしろくて満足。続編はやっぱり2までじゃよねーと思った。 前作ラストで取り逃がしたフランス人麻薬ブローカーの髭を追って、単身フランスのマルセイユに乗…

フレンチ・コネクション2 前作と監督が違うので激しく不安。 ミッドナイトクロス ブライアン・デ・パルマも見てみよう。 エレファントマン 小さいときに見たような気がするけれど、紙袋しか記憶に残っていないノデ。 ファーゴ やっと見る気になった。 レマ…

アレクサンダル・ヘモン『ノーホエア・マン』を読み終わる。ウクライナ生まれの父を持ちボスニア生まれでアメリカに住む人間の漂白の悲しみを書く小説、と思わせておいて、なんか変な小説だった。「ナボコフの再来」という謳い文句にちょっと騙されたような…

 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

今まで何度か借りてきては、2枚組みに恐れをなして見ずに返却していたのを、ようやく見た。覚悟を決めて見始めると、2枚組の長さが気にならないぐらいおもしろい。『ゴッドファーザー』のときも思ったけれど、もっとはやく見ておけばよかった。 タイトルと…

 フレンチ・コネクション

ジーン・ハックマン目当てで見て大正解。今まではジーン・ハックマンというと『クイック&デッド』が一番かっこいいと思っていたけれど、『フレンチ・コネクション』は同じかそれ以上にかっこいいなー。顔のパーツのひとつひとつは冴えないおっさんなのに、…