2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

国木田独歩『牛肉と馬鈴薯』 岩波文庫 それは肉じゃがのことじゃろか。 ケン・キージー『カッコーの巣の上で』 冨山房 映画版が好きなノデ。 アハロン・アッペルフェルド『不死身のバートフス』 みすず書房 全然知らない作家の全然知らない作品をなんとなく…

 プラトーン

アメリカ人がベトナム戦争映画を作ると反省がないという典型的な見本じゃろかー。ベトナム人のことは一切描かずアメリカ自身の問題を抉り出すと言えば聞こえはいけれど、あれだけベトナム人(ベトコンも民間人も)を殺しておいて「僕たちは自分自身と戦って…

スクリーム3 1も2もおもしろかったノデ。 インスマスを覆う影 佐野史郎はノーメイクでもインスマス面すぎる。 プラトーン 昔見たような見てなかったような。 惑星ソラリス 寝ちゃうと評判のタルコフスキー版。

 スクリーム3

2の冒頭で1の事件を元にした映画が出てきたけれど、今度は映画制作中にキャストが次々に殺されていってギャワー。生き残った人を出してちゃんと続編にしつつ、毎回違った趣向で楽しいね。 前半はシドニーが山に引きこもってしまっているので、デューイとゲ…

三宅乱丈『ぶっせん』6 講談社 すごく好きなマンガなのに古本でしか買ってなくて、最近見かけないしもう無理だろうと半ば諦めていたからうれしい。ってゆうか、新刊で買って置けばよかったのに。 森茉莉『マリアのうぬぼれ鏡』 ちくま文庫 全集買ったほうが…

 ディボース・ショウ

相変わらず登場人物に感情移入を許さないコーエン兄弟映画であり、離婚訴訟専門弁護士と離婚で資産を増やす女の恋という話(ハートが有刺鉄線で出来ているのがおもしろい)にはこの距離感がピッタリじゃよね。 いろんな場面に出てくる婚前協議書の扱いがおも…

 スクリーム2

前作から二年後、前作の事件が映画になって公開されるところから始まるのがおもしろいね。前作でドリュー・バリモアが殺されるシーンがなんか無意味にシャワーシーンに差し替えられているのは、やっぱりB級ホラーサスペンス映画のルールのせいですか。 前作…

堀田善衛『堀田善衛集』 新潮社 読んだことないけど、気になっているしいろいろ入っているみたいなノデ。

妖怪ハンター ヒルコ 森茉莉の沢田研二評を読んでいたら見たくなった。 スクリーム2 前作と話は続いているんじゃろか。 ディボーズ・ショウ ジョージ・クルーニーはコーエン兄弟映画の常連なの?

 妖怪ハンター ヒルコ

森茉莉のエッセイを読んでいたら、『太陽を盗んだ男』や『魔界転生』の沢田研二を褒めていて、そういえば『妖怪ハンター ヒルコ』の沢田研二もなかなか味があってよかったような気がするけれどかなり以前に深夜に放映してたのを見ただけなので、せっかくだし…

ミシェル・スラング編『レベッカ・ポールソンのお告げ』 文春文庫 キングとかパトリック・マグラアとか収録されているイヤ恋愛話アンソロジーなノデ。 安部公房『砂の思想』 講談社文芸文庫 好きだったのに最近読んでないなーと思いながら。 ジャック・ダン…

 ロッキー・ホラー・ショー

古式蒼然たる城にカップルが迷い込むと、そこにはセムシの執事が! という典型的すぎる深夜B級SFホラー映画な導入からどうなっちゃうのかと思ったら、その城の主はトランシルバニア星雲のトランスセクシャル星からやってきた宇宙人であり、ドラッグクイーン…

 スクリーム

有名なB級ホラーサスペンス映画の話がいっぱい出てくるらしいから、パロディ仕立てのコメディ映画なのかなーと思って見たら、意外とちゃんとしたB級ホラーサスペンスになっていて楽しかった。 惨殺事件の犯人がB級ホラーサスペンス映画のマニヤなのはともか…

スクリーム 先週借りたのはデッキが再生拒否したんじゃよね。 ロッキー・ホラー・ショー なんか『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』と間違える。 隠し砦の三悪人 黒澤はおもしろいからちょっとずつでも見よう。 脱走特急 六鹿文彦『脱走急行』とはあんまり…

西川魯介『昇天コマンド』 ワニマガジン わりとまっとうにエロマンガしてるのでビックリ。 スティーヴン・キング『IT』4 文春文庫 ようやく揃ったけど、いつ読むかはわからん。 A・S・バイアット『抱擁』1,2 新潮文庫 おもしろそう。 山田風太郎『くノ一…

佐藤大輔『皇国の守護者』3、5、6、8 中央公論社 歯抜けで買っちゃったから、気をつけないと。 山田風太郎『信玄忍法帖』 河出文庫 ちくま文庫版とゴッチャになってギャワー。 三浦哲郎『おろおろ草紙』 講談社文芸文庫 100円だったノデ。 オットー・ペ…

 オー・ブラザー!

登場人物はあくまで物語を動かす歯車であり人間に対する思い入れがまったくないいつものコーエン兄弟映画だけれど、こうゆうわりと直球気味なコメディだと突き放した視点がうまく作用していておもしろいね。 原作がホメロス『オデュッセイア』だと堂々と言い…

星新一『人民は弱し 官吏は強し』 角川文庫 星新一の父親の話らしい。 J・G・バラード『J・G・バラードの千年王国ユーザーズ・ガイド』 白揚社 そういえば最近バラード読んでないなあ。

 フェノミナ

『フェノミナ』あらすじ。ジェニファーは有名俳優の娘だが、事あることにアクシデントが頻発してどうもなんかの呪いがかけられてるみたい。色々な事に大変苦しみぬくし虫と仲良くもする。でもまた苦しみぬくよ? お楽しみに。ちょっと目を離したすきにまた苦…

今野緒雪『マリア様がみてる 妹オーディション』 コバルト文庫 女性が立ち読みしてるのを押しのけて買うのはちょっと抵抗がなきにしもあらず。

トンマーゾ・ランドルフィ『月の石』 河出書房新社 カルヴィーノが選んでるってところが気になる。

人体の不思議展。 花見。

ロバート・R・マキャモン『ナイト・ボート』 角川ホラー文庫 また読んでないのに買ってしまった。 山田風太郎『忍者六文銭』 ちくま文庫 おもしろいとわかってると、かえってなかなか読まないもんじゃよね。

フェノミナ 『クロックタワー』の原案みたいな映画らしいけど、ダリオでアルジェントな映画らしいノデ見れないかも。 ハンバーガー・ヒル いい意味でひどい映画らしい。 オー・ブラザー! コーエン兄弟の映画はバラバラに置かれているから探すの大変。 スク…

 ハンバーガー・ヒル

ハンバーガー・ヒル音頭 ベトコンの栄える ベトナムを守るため 自由の力でアメリカが すごくなり すごい戦争を すごくした オー ハンバーガー・ヒル ベリーナイス アメリカ兵たちは しょんぼりした M16は 蜜の味 60mmは エレガント 誤爆して味方を 殺すこと…

 眼下の敵

アメリカの駆逐艦とドイツのUボートの死闘。海上と海中でお互い姿が見えないのがミソじゃよねー。艦長同士が知恵と経験をフル活用して音だけを頼りに知略を廻らせるのがかっこいい。 潜水艦の戦闘シーンというと、『ふしぎの海のナディア』のガーフィッシュ…

レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ『パリの夜』 岩波文庫 一般市民視点でのフランス革命の小説らしい。 『美食ミステリー傑作選』 河出文庫 河出文庫のアンソロジーもなかなか楽しい。 アルベルト・モラヴィア『ふたりの若者』 角川文庫 結構集めてるわりには全然…

 #27〜#29

#27「マリ子刃傷事件」 あらすじ:三咲さんがなんの前触れもなく復活し、薫の君も少し姿を現し、レストランで父親と不倫相手に出くわした信夫マリ子さんは自宅で荒れ、三咲さんは週刊誌を片手に信夫マリ子さんを弾劾し、信夫マリ子さんはカッターで三咲さ…

 バリー リンドン

レイモンド・バリーの栄達と転落の人生がナレーション入り二部構成で描かれており、なんだか起伏がないし(あえて抑制してる?)、ストーリー的には総集編というかダイジェストな作りなのでおもしろくない。 でも、個々のシーンが素晴らしく美しい。各シーン…