2010-01-01から1年間の記事一覧

 ジャンニ・ロダーリ『パパの電話を待ちながら』 講談社

パパの電話を待ちながらジャンニ・ロダーリ 内田 洋子 おすすめ平均 読む度に新たな発見がありそうな傑作童話集を老若男女すべての方にお奨めします。とってもシュールなショートショート。幸福です。とにかく読む。Amazonで詳しく見る by G-Tools光文社古典…

 トーマス・パヴェル『ペルシャの鏡』 工作舎

ペルシャの鏡 (プラネタリー・クラシクス)トーマス パヴェル Thomas Pavel 工作舎 1993-03売り上げランキング : 805940Amazonで詳しく見る by G-Tools「ルーマニアのボルヘス」という売り文句に惹かれて買ったのだけれど、「○○のボルヘス」と「ガルシア=マ…

 ギョーム・アポリネール『ドン・ジュアン手柄話』 出帆社

ドン・ジュアン手柄話 (1975年)G.アポリネール 福富 操 出帆社 1975売り上げランキング : 1680000Amazonで詳しく見る by G-Tools若いドン・ジュアンがものすごい勢いで周囲の女の人たちとセックスしまくる話。解説で、同じアポリネールの『一万一千本の鞭』…

 中村融編『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』 ハヤカワSF文庫

ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)アーサー・C・クラーク スティーヴン・バクスター アダム=トロイ・カストロ ジェリイ・オルション アンディ・ダンカン ウィリアム・バートン ジェイムズ・ラ…

『スネークドリーム』 北宋社 大好きな道成寺をはじめ、蛇関連の説話とか小説とか集めた本らしい。研究書というほど濃くもない緩さがいい。 トーマス・パヴェル『ペルシャの鏡』 工作舎 「ルーマニアのボルヘス」という帯に惹かれたのだけれど、「○○のボルヘ…

『久生十蘭ジュラネスク』 河出文庫 だれが編んだか知らないけれど、岩波文庫・創元推理文庫・講談社文芸文庫のラインナップとかぶらず、すべての収録作品がおもしろすぎるからおそろしいぜ。十蘭作品が素晴らしいというのもあるだろうけど、編集者にも愛さ…

久しぶりに恵文社書店→萩書房(ついでにガケ書房)と回ったら、ビックリするぐらい楽しくてビックリしたので、久々に買い物メモを復活させんとす。読書メーターのほうで感想メモも書いてみたり。

円城塔『後藤さんのこと』 早川書房 『セルフリファレンスエンジン』が文庫化したら買おうと思ってたけど、あったのでつい。 スチュアート・M・カミンスキー編『ポーに捧げる20の物語』 ハヤカワポケットミステリ ポーは再読したけど未だ果たせてない。な…

ヨーゼフ・ロート『聖なる酔っぱらいの伝説』 白水社uブックス 持ってるような持ってないような。まあ、酔っ払いの参考書として。 レオノール・フィニ『夢先案内猫』 工作舎 ペヨトル工房かと思ったら、工作舎の本なのね。おもしろそうだからいいけど。

帰省したついでに、ちくさ正文感と神無月書店に寄る。あー、やっぱり地べたの本屋さんはいいなー。どっちもそんなに広くないし、なんでもかんでも置いてあるわけじゃないんだけど、「欲しい」と思う本が目に留まるように陳列してあるところが好き。京都に支…