新本

『久生十蘭ジュラネスク』 河出文庫 だれが編んだか知らないけれど、岩波文庫・創元推理文庫・講談社文芸文庫のラインナップとかぶらず、すべての収録作品がおもしろすぎるからおそろしいぜ。十蘭作品が素晴らしいというのもあるだろうけど、編集者にも愛さ…

円城塔『後藤さんのこと』 早川書房 『セルフリファレンスエンジン』が文庫化したら買おうと思ってたけど、あったのでつい。 スチュアート・M・カミンスキー編『ポーに捧げる20の物語』 ハヤカワポケットミステリ ポーは再読したけど未だ果たせてない。な…

フランツ・カフカ『判決』 光文社古典新訳文庫 岩波文庫『審判』が大好きすぎるので、もう一回別訳で読んでみるのもいいかにゃーと。 中村融編『時の娘』 創元SF文庫 中村融のアンソロジーはなんか肌に合うんじゃよねー。採られてる作家はあんまり興味ないし…

トマス・M・ディッシュ『歌の翼に』 国書刊行会 アマゾンの紹介料で購入。みなさまのおかげでございます。読書メモはいずれ再開したいとは思っているんだけど、どうしたもんかにゃー。はてなでやるかー。

スタニスワフ・レム『泰平ヨンの恒星日誌』 ハヤカワSF文庫 ものすごい勢いで復刊されているのでものすごい勢いで買っているが、ものすごい勢いで読んでない。レムはやりすぎてアホになっているので大好きなんだけど。

柴田元幸編『昨日のように遠い日』 文藝春秋 ミルハウザーの短篇目当てで。てゆうか、アレクサンダル・へモンって久しぶりに見た気がする。

篠房六郎『百舌谷さん逆上する』3 アフタヌーンコミックス シリアスなのかー? 2巻からその傾向があったけれど、すべての登場人物の言動が百舌谷さんの内面の反映になっていて、まさか先輩看護婦までそっちに巻き込まれるとは、あの時は思いもしなかったの…

古井由吉『仮往生伝試文』 河出書房新社 ゲェ! 復刊されてたの? 高かったけどなんとなく購入。ストレス解消に。 野田昌宏『発動! タンポポ村救出作戦』 早川書房 野田昌宏には全然思い入れないのだけれど、秋山完大好きっ子なので、タイトルに同じ匂いを…

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ちくま文庫 読んだことないので。どの版がいいのかわからなかったので、目に止まったやつを。 佐藤亜紀『激しく、速やかな死』 文藝春秋 出る出る言われてた新刊出ないにゃーと思ってたら、出てた。あ…

岡本かの子『食魔』 講談社文芸文庫 食といえば、僕の中では森茉莉なんだけど、どんなかんじなんだろうか。 若島正編『モーフィー時計の午前零時』 国書刊行会 チェス小説のアンソロジーだなんて、国書はん、あんたなんちゅうもんを作らはるんや! まあ、チ…

ジョアン・フォンクベルタ/ペレ・フォルミゲーラ『秘密の動物誌』 ちくま学芸文庫 フォンクベルタの『スプートニク』がものすごく好きだったんじゃよねー。今僕が生きているここと平行してあり得たかもしれないものって、どうしてこんなに心躍らせるんだろう…

篠房六郎『百舌谷さん逆上する』2 アフタヌーンコミックス 予め奪われ、しかるのち与えられているが故に、所与のすべてを「また失ってしまう」という恐怖から疑うことしか出来ないツンデレ。愛したい/愛されたいという欲望と、愛せない/愛されないという疑惑…

レオポルド・ショヴォー『ショヴォー氏とルノー君のお話集』1〜5 福音館文庫 国書刊行会『名医ポポタムの話』が好きすぎたので。カルヴィーノといい、ブッツァーティといい、福音館文庫は意外な鉱脈じゃよねー。光文社古典新訳文庫と同じくらい掘り出し甲斐…

押井守・岡部いさく『戦争のリアル』 エンターブレイン 押井守の戦争の話は好き。

澁澤龍彦『フローラ逍遙』 平凡社ライブラリー 前から欲しいとは思ってたので。 クリス・バラード『バタフライハンター』 日経BP わりと変な職業の人に、「天職」を聞くというのが楽しそう。てゆうか、渡辺佐智江が訳してるから目に止まった。 アンドルー・…

レーモン・クノー『あなたまかせのお話』 国書刊行会 刊行予告を見て楽しみにしてたのが、ウッカリ発売されていたので購入。国書刊行会の、派手さはないが上質な刊行予告には定評がある。

イタロ・カルヴィーノ『カナリア王子』福音館書店 岩波文庫のイタリア民話集からの抄録みたい。 プリーモ・レービ『天使の蝶』 光文社古典文庫 光文社古典文庫はひととおりチェックして、なんか気になったら即買い。

ジョン・スラデック『黒い霊気』 ハヤカワポケットミステリ 『見えないグリーン』がおもしろすぎたので。

ジョン・スラデック『見えないグリーン』 ハヤカワミステリ文庫 本格ミステリは別に好きじゃないけど、「スラデックが本格ミステリを愛するあまりうっかり書いてしまった本格的な本格ミステリ」という経緯が気になりすぎる。

柴田宵曲編『奇談異聞辞典』 ちくま学芸文庫 ちくま文庫のこの手の辞典は体が熱ってしまう。読まないけど。

スタニスワフ・レム『宇宙飛行士ピクルス物語』上下 ハヤカワSF文庫 復刊てゆうか、ほぼ新訳なのか? レムはこれからもちょっとずつでいいから出て欲しい。

T・S・ストリブリング『カリブ諸島の手がかり』河出文庫 なぜか創元推理文庫と勘違いしており、探し回ったりもした。

ジャック・ケッチャム『閉店時間』 扶桑社ミステリー文庫 中短編集。ウッカリふつうのいい話が混じってたらどうしよう。 奥泉光『モーダルな現象』 文春文庫 いろいろ積んでるけど、新刊コーナーで見かけちゃったのでつい。だんだん派手な作風になっていくけ…

ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』 岩波文庫 ボルヘスって、何度読んでも内容全部忘れてしまうので、再読に向きすぎ。 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『エル・アレフ』 平凡社ライブラリー あえて白水社版である『不死の人』ではなくこっちを。別に違いなんてわ…

六塚光『レンズと悪魔』8 角川スニーカー文庫 売れ線を狙っていたはずなのに、気がつくと変な人(どう見ても一般ウケしない)が台頭してしまうので不思議。 ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ『ボルヘスと不死のオランウータン』 扶桑社ミステリー文庫 ト…

篠房六郎『百舌谷さん逆上する』1 講談社 『家政婦が黙殺』以来のギャグ復帰かと思ってたら、今まで以上に病んだ内容でした。全員スラップスティックに病んでいく中で、希望=現実世界との接点はいずれ出てくるのかにゃー。ツンデレは自己実現できない精神…

アンナ・カヴァン『氷』 バジリコ

フリオ・コルタサル『愛しのグレンダ』 岩波書店 寒い中四条のジュンク堂で購入。どうでもいいけど、御池のO垣書店の店員は碌に調べもせずに「発売されてない」と断言したので死ねばいいと思う。どうでもいいけど!!!

スティーヴン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』 白水社 ゲェー! このわしに無断でミルハウザーの短編集が出てるなんてー! ノーマークだったのでうれしすぎる。

新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー』2 ハヤカワ文庫 これで安心して読める。 ロバート・ウェストール『ブラッカムの爆撃機』 岩波書店 宮崎駿が惚れ込んでると聞いて、気になってたんじゃよねー。 沙村広明『無限の住人』22 講談社 おもしろいんだ…