2008-06-25 ■ 新本 篠房六郎『百舌谷さん逆上する』1 講談社 『家政婦が黙殺』以来のギャグ復帰かと思ってたら、今まで以上に病んだ内容でした。全員スラップスティックに病んでいく中で、希望=現実世界との接点はいずれ出てくるのかにゃー。ツンデレは自己実現できない精神障害と喝破し、ツンデレの脳内がすべてフィクション(虚構世界での自らの分身との殺し合い)ならば、ツンデレが他人と分かり合えるときは来るのだろうか。おもしろいとかおもしろくないとかじゃなくて、その心配だけで、続きが気になる。 沙村広明『無限の住人』23 講談社 目黒さんのおもしろさばかりに目が行って、うっかり尸良さんのことを忘れそうになったりもしたけれど、天津は元気でした。あと、馬路って隻腕じゃなかったんだと思った。あと、怖畔は頼もしすぎる。