映画

 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』あらすじ。アスカはエヴァンゲリオン弐号機パイロットでわりとヒロイン的なポジションだが、事あるごとにアクシデントが頻発して どうもなんかの呪いがかけられているみたい。色々な事に大変苦しみぬくし、テレビ版にあった…

 スカイ・クロラ

いっしょに見に行った西京極の先輩と、見終わったあと錦小路の居酒屋に行って、ベロンベロンになるまで(僕だけ)飲んで出た結論は、「『イノセンス』のほうがすごくね?」だったので微妙。『スカイ・クロラ』のあとに『イノセンス』なら納得できたけれど、…

 モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル

こんな映画見て笑ってるようじゃ、今時の世間話が出来るわけがないのでダメ。 一番似てる映画を思い浮かべたら、ポール・バーホーベンの『グレート・ウォリアーズ/欲望の剣』しか出てこないあたり、もっとダメ。

 デス・プルーフ・イン・グラインドハウス

世の中には二種類の人間がいる。見た映画の総量に拠らず、まじめに映画が好きな人間と、まじめに映画が好きなのになんかちょっとずれちゃった人間だ。タランティーノの映画が好きな人間って、なんだかんだで後者だと思う。B級とかグラインドハウスとかブラッ…

 時をかける少女編集する

主人公の真琴がビックリするぐらい馬鹿でビックリしますね。タイムリープ能力を手に入れたら神にも悪魔にもなれるのに、彼女がやることといえば、「延々カラオケで歌い続ける」とか「小テストでいい点取る」とか「男友達の投げたり打ったりするボールの軌道…

 サマータイムマシン・ブルース

好きな映画は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』、カラオケで歌うのは『タイムマシンにお願い』、そして『少女革命ウテナ』で一番好きな合唱曲が『架空過去型<禁厭>まじない 』なぼくにはうってつけの映画じゃよねー。 うっかりタイムマシンを手に入れ…

 ローズ・イン・タイドランド

上映してる映画館を調べたらみなみ会館しかなかったので、わりとビクビクしながら見に行く。案の定、システムがサッパリわからず、受付の兄ちゃんから溜息交じりの説明を受けてみたりもした。そうか、外の券売機でチケット買えばいいのか。で、料金バラバラ…

 ジャイアント・ピーチ

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とか『コープス・ブライド』みたいな全編ストップモーション・アニメだと思い込んでいたのだけれど、実写からはじまるのでビックリしますね。でも、人間が演じているのに背景はなんだか歪んでずれて舞台劇のようで、…

 アンタッチャブル

デレレン、デッデデレ、デレレン、チャーチャーチャーというメインテーマ以外サッパリ憶えちゃいないだろうと思って見返したのだのけれど、わりと憶えていたのでビックリしますね。ってゆうか、冒頭のアル・カポネ髭剃りシーンからして憶えまくりであり、記…

 コープス・ブライド

ティム・バートンは大好きなのに、わりと久々に監督作品を見るリトおろかなわし。映画館以外で映画見るってけっこう覚悟がいるんじゃよねー。はまっちゃえば大丈夫なんだけど、堪え性がなく飽きっぽい性格に拍車がかかっているノデ、テレビの前でじっとして…

 機動戦士Zガンダム3 星の鼓動は愛

いつもの通り、映画を見るために滋賀くんだりに旅立つ若者たち(そうでもない)がいた。わりと例の面子で。 前日夜に見た『機動戦士Zガンダム2 恋人たち』のあまりの端折りっぷりにやや不安になりながら見に行ったのだけれど、全然大丈夫だった。ってゆうか、…

 シン・シティ

 妖怪大戦争

『帝都物語』大好きっ子(『帝都大戦』はパス)としては、なんで加藤保憲役が嶋田久作じゃないのかとか、そういうようなことが言いてえ。でも、映画のテイストの違いを考えれば、豊川悦司の加藤保憲もこれはこれでー! 栗山千明との絡む場面を見ていると、嶋…

 スターウォーズ エピソード3 シスの復讐

のちのち追加するとして、とりあえず最大の疑問点をメモ。 なぜオビ=ワンはアナキンを達磨にして放置したのか? いっしょに見に行った人たちは、人間の情として弟子であり弟のような存在でもあるアナキンに止めをさせなかったからだと解釈したらしい。 ぼく…

 吉原炎上

テレビで深夜にやってたのを録画したテープが出てきたので、むかしは夜の9時から平気で流していたけれど今じゃ無理なんだろうなーと思いながら楽しく鑑賞。吉原の女郎(娼婦って言い方はなんか違うと思う)の映画のわりにはその辺の洋画よりもベッドシーンは…

 ダークマン

「ダークマン」っていかにもアメコミのヒーロー然とした見た目だけれど、要は人工皮膚(時間制限つき)で他人になりすますことが出来て、あと、痛覚がないからちょっと痛みに強いってだけなんじゃよねー。浮浪者のような身なりで地道に仇敵の身辺調査をした…

機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者

上下10歳ほどの年齢差のZ世代6人で。前日、学生の知人に知らないことを前提で見に行くことを話したら、「Zガンダム知ってますよ。スパロボとかGジェネで」と軽く言われてショックを隠しきれないオッサンが今旅立つ。 小学生のころ本放送を見て、学生のときに…

双頭の悪魔

あの分厚い原作をまとめているのだからかなり端折ったりアレンジ(改悪)したりしているんだろうなーと思って見てみたら、わりと原作に忠実に映像化しているのでビックリしますね。ってゆうか、あまりにも原作に忠実なので、ものすごく詰め込みすぎな内容に…

 赤ちゃん泥棒

赤ちゃんに恵まれない夫婦が「五つ子なら一人ぐらいくれよ」と勝手に持って行ってしまったことから始まるひと騒動。コーエン兄弟の映画だけあって、コメディタッチなのはわかるけれど、話よりも細部がいちいちイカレすぎていておもしろすぎる。ニコラス・ケ…

 タンゴ

実家に帰省中に暇だったので居間のビデオで見ようとしたら、微エロシーン満載でギャワー。やはりパトリス・ルコントはエロいとわかった。 タイトルが『タンゴ』なので、『Shall we dance?』みたいにタンゴを踊りまくる話かと思って見たら、妻と妻の愛人を殺…

 スローターハウス5

原作のヴォネガットの小説を読んだのはかなり以前だから細かい話は忘れてしまっているけれど、憐れなビリー・ピルグリムさんがトラファルマドール星に誘拐されて人生のいろんな時間や場所を脈絡なくあっち行ったりこっち行ったりする話だったはずだから映画…

 最終絶叫計画

シモネタで笑いを取りに来ているとはいえ、わりと律儀に『スクリーム』のストーリーのパロディをしているのでビックリしますね。黒人カップルはなんなんじゃろかと思って見ていたら、『スクリーム2』の冒頭の映画館のシーンをパロディするために必要だった…

 プラトーン

アメリカ人がベトナム戦争映画を作ると反省がないという典型的な見本じゃろかー。ベトナム人のことは一切描かずアメリカ自身の問題を抉り出すと言えば聞こえはいけれど、あれだけベトナム人(ベトコンも民間人も)を殺しておいて「僕たちは自分自身と戦って…

 スクリーム3

2の冒頭で1の事件を元にした映画が出てきたけれど、今度は映画制作中にキャストが次々に殺されていってギャワー。生き残った人を出してちゃんと続編にしつつ、毎回違った趣向で楽しいね。 前半はシドニーが山に引きこもってしまっているので、デューイとゲ…

 ディボース・ショウ

相変わらず登場人物に感情移入を許さないコーエン兄弟映画であり、離婚訴訟専門弁護士と離婚で資産を増やす女の恋という話(ハートが有刺鉄線で出来ているのがおもしろい)にはこの距離感がピッタリじゃよね。 いろんな場面に出てくる婚前協議書の扱いがおも…

 スクリーム2

前作から二年後、前作の事件が映画になって公開されるところから始まるのがおもしろいね。前作でドリュー・バリモアが殺されるシーンがなんか無意味にシャワーシーンに差し替えられているのは、やっぱりB級ホラーサスペンス映画のルールのせいですか。 前作…

 妖怪ハンター ヒルコ

森茉莉のエッセイを読んでいたら、『太陽を盗んだ男』や『魔界転生』の沢田研二を褒めていて、そういえば『妖怪ハンター ヒルコ』の沢田研二もなかなか味があってよかったような気がするけれどかなり以前に深夜に放映してたのを見ただけなので、せっかくだし…

 ロッキー・ホラー・ショー

古式蒼然たる城にカップルが迷い込むと、そこにはセムシの執事が! という典型的すぎる深夜B級SFホラー映画な導入からどうなっちゃうのかと思ったら、その城の主はトランシルバニア星雲のトランスセクシャル星からやってきた宇宙人であり、ドラッグクイーン…

 スクリーム

有名なB級ホラーサスペンス映画の話がいっぱい出てくるらしいから、パロディ仕立てのコメディ映画なのかなーと思って見たら、意外とちゃんとしたB級ホラーサスペンスになっていて楽しかった。 惨殺事件の犯人がB級ホラーサスペンス映画のマニヤなのはともか…

 オー・ブラザー!

登場人物はあくまで物語を動かす歯車であり人間に対する思い入れがまったくないいつものコーエン兄弟映画だけれど、こうゆうわりと直球気味なコメディだと突き放した視点がうまく作用していておもしろいね。 原作がホメロス『オデュッセイア』だと堂々と言い…