バグダット・カフェ

 最初のほうでフラッシュバックというかサブリミナル風の画面処理があったので、そうゆうかんじのオシャレ映画なのかなーと思ってみてたら、まっとうないい映画だったのでビックリしますね。
 本人も望まぬままにふらりとやって来たジャスミンが、バグダット・カフェの人々に干渉してちょっとずつしあわせにしていくところは、『アメリ』を思い出すね。みんなのしあわせがジャスミンのしあわせであり、みんながしあわせになってジャスミンもしあわせになるあたり。あと、みんなが仲良くなっていくなかで、血圧の低そうなデビーが出て行く理由が「みんなが仲良くしすぎる」というのもまた納得できることのような気がする。絵に描いたようなしあわせに、馴染める人もいれば馴染めない人もいるというあたりがわりと好き。
 ジャスミンは豊満というか、はっきり言えばデブなのだけれど、彼女の綺麗なおっぱいを見てると豊満なのもいいなーとちょっと思った。体型が崩れているのと豊満なのでは天と地ほどの違いがあるんじゃろか。