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殊能将之『キマイラの新しい城』を読んでジョン・ディクスン・カーとかムアコックのエターナル・チャンピオンシリーズが読みたくなったノデ、ちょうど今日から下鴨神社の糺の森で開催されている下鴨納涼古本まつりを漁りに行く。
- ジョン・ディクスン・カー『緑のカプセルの謎』『髑髏城』『曲った蝶番』『魔女の隠れ家』 創元推理文庫
- 多すぎてどれ読めばいいのかサッパリわからないので、聞いたことのある有名そうなやつと、『キマイラの新しい城』の参考文献に挙がっていたのを選別。
- クリストファー・プリースト『スペース・マシン』 創元推理文庫
- 『奇術師』がおもしろかったノデ。レーベルは推理だけど、SFじゃないんじゃろか?
- シオドア・スタージョン『人間以上』 ハヤカワSF文庫
- 再評価ブームに乗り遅れつつ。
ムアコックは一冊も見かけなかったけれど、ファウルズ以外は全部100円で買えた。ついでにもう少し足を伸ばして下鴨神社に参拝しに行く。炎天下の神社はやばい。玉砂利に日光が反射して猛烈に眩しい。あと、連理の枝の実物があってビックリしたりもした。比翼の鳥みたいにボルヘス『幻獣辞典』に載っていてもおかしくないような想像上の生き物だと思ってたノデ。あと、さざれ石は嘘っぽい。苔が生すのはともかく、巌になるのは無理。