西京極の先輩の恥ずかしい姿を遠くから見てほくそ笑み隊(NHTHT)に参加する。場所は松尾大社、時間はヒトヨンマルマル。隊員は各自目立たないように作戦箇所に浸透、参拝客のふりをして合流することにすることとし、要するに現地集合。
神前婚というのははじめて見たけれど、なかなかおもしろい。境内に特に告知とかなくて極々普通の普段どおりの様子なのに、時間になったら静々と式が始まるノデ(本殿までの回廊を新郎新婦と親族一同が練り歩く)、なんかの仕掛け時計みたい。神主の前にマイクもないし、懇切丁寧な司会もいないから、本殿の近くに居ないと何処の何方様の結婚式なのかもわかりゃしねー。ちゃんと式は挙げたいけどにぎにぎしいのはイヤという人にお薦め。
とか思って見てたけれど、雅楽が流れ神楽が奉納され粛々と進行する式に迫る影……それは観光客。紅葉のシーズンなノデ、わりと切れ間なくたくさん来ていてナイス見世物なかんじ。祝詞が上げられていようが容赦なく小銭を投げつけたりもする。これはライスシャワーの日本版アレンジなんじゃろかー? 賽銭箱に背を向けて小銭を投げ入れればまた松尾大社に来られるという伝説でも捏造するつもりなのか? そして、狛犬に手をつっこんで食べられるフリをして茶目っ気をアピールしてみるのだとしたら…?(馬鹿は『ローマの休日』を見たことがなかった) うっかり観光シーズンの京都のデカイ神社で結婚式を挙げるとおそろしいにゃー。
あと、式の最中にピンストライプのスーツを着たスキンヘッドの集団がやってきて、すわ、結婚に異議のある毒ヘビ暗殺団日本支部の方々なのか?とか思ってビビってたら、新婦(お寺の住職の秘書をやってた)の関係者でした。敵対勢力なのにちゃんと作法に則って礼拝してて偉いと思った。
あと、新婦の横顔は確認したけれど(美人でした。別に悔し…クラァァァァーーー!)、新郎は後ろ頭しか見てません。でも正面から見た新郎の父親が、西京極の先輩のお父さんにそっくりだったので、おそらく新郎は西京極の先輩だと思われます。西京極の先輩ー! エンジェリック冥夜はー、ちょっとだけー、西京極の先輩が結婚しないって思ってましたー! でも、もう結婚するって…結婚したって現実を受け入れましたー! そういうことにしましたー!(坂本真綾声で)
あと、帰宅後、ものすごい吐き気とものすごい下痢でものすごく寝込んだ。ノロウイルス