2005-09-22 ■ 新本 ジーン・ウルフ『新しい太陽の書』1〜4 ハヤカワSF文庫 実は『ケルベロス第五の首』はあんまりピンと来なかったリトルおろかなわし。『デス博士』もそうだったけど、技術的にすごいことをやってることはなんとなくわかるのに、それ以上の関心が持てないんじゃよねー。こっちはどうなんだろう。 ジャン・マルテーユ『ガレー船徒刑囚の回想』 岩波文庫 王領時静『黄金拍車』シリーズで読んで以来、ガレー船の漕ぎ手に興味があったノデ。 長谷川哲也『ナポレオン 獅子の時代』4 少年画報社 ロベスピエールたちの大活躍を読んでいると、ナポレオンがあんまり出てこないことに気がつかないからおそろしいぜ。フーシェ先生はこわすぎる。 小原愼司『二十面相の娘』5 メディアファクトリー あっれー。なんかどんどん変な方向に話が進んで行っちゃってるような… 早川書房の復刊フェアが気になる。モラヴィアとル=グィンはどうしよっかなー。そして、やっぱり新本は高いと思った。本は古本に限る(「秋刀魚は目黒に限る」みたいな知った顔で)。