法月綸太郎『生首に聞いてみろ』を読み終わる。10年ぶりの長篇らしいけれど、10年のブランクを感じさせないおもしろさだった。逆にいうと、まったくもっていつもの調子であり、なんで時事ネタとか精一杯織り込んでも新しさがまったくないのですか?
 次はウイリアム・バロウズ『おかま』。