2巻

 各話ごとに奇妙奇天烈なキャラクターが増えていく序盤の展開はたまんねーなー。ロボや猫耳メイドが出てきては、出てくるだけで特になんのオチも説明もなく投げっぱなしで次の話に続いてしまうノデ、なんの予備知識もなくリアルタイムで視聴していたときは、この先いったいどうなるんだとドキドキしていたもんよ。画面の端にちょろっと出てくるピンクの熊の着ぐるみとかな。
 舞台になっているのが、一年中花をつけている枯れない桜が当たり前のように存在している島だから、今更ネオテニー幼馴染やネコニニタモノや猫耳メイドや首から木琴ぶら下げている姉やその姉と日毎屋上で鍋を繰り返す妹が存在しても全然不思議じゃないんじゃよ? 杉並は遠くのミステリーサークルよりもまず通学路の枯れない桜に疑問を持つべきだが、案外自分の田舎の変な風習って指摘されるまで気がつかないものじゃよねー。喫茶店でコーヒーを頼んだら、おかきとかゆで卵とかついてくるのが常識じゃろ?(中部地方限定)

  • #5 メイドですから……
    • メイド部分に関しては、スティーブ・ジョーンズ『鍵穴から覗いたロンドン』からロバート・クーヴァー『女中の臀』まで引いていろいろ言いたいことがあるが、所詮猫の変化であり妖怪の類なので「めいどニニタモノ」(通称メイドさん)と理解してよしとする。メイドを名乗るならテリオス『エリュシオン』ぐらいやらないとダメだ!(馬鹿はどうでもいいことに拘った)
    • しかし、メイド部分に目を瞑ったとしても、猫耳部分が謎すぎる。耳の基部はどうなってんの? なあ、ええやんけー。ってゆうか、それ以前に猫に家事が出来ると本気で思ってるの?馬鹿じゃないの?と思った。あと、猫に玉葱は厳禁なノデ。好きとか嫌いとかじゃなくて、溶血して死ぬから。
  • #6 海へ行きましょう!
    • 顔が見えないクラスメイトが気になるが、どうでもよい。それよりピンクの熊の着ぐるみが。オープンカーでどっかいってたし(ナンパされたのか?)。
    • 昼休みという限られた時間にも関わらず屋上での鍋を欠かさない鍋姉妹の結束は固いと思われたが、海水浴に鍋を持ち込む鍋姉に対して明らかに一歩引いた立場を取る鍋妹の薄情さが見物です。鍋<世間体ですか? 一緒に鍋を食べて、友達に噂されると恥ずかしいですか? 姉を裏切ることでヘタレ主人公にバッチリいい印象を与えたぞ!(そうか?)
  • 鍋ポイント
    • #5 湯豆腐。
    • #6 海草鍋。
    • #7 鴨鍋(未遂)。