ファミコン探偵倶楽部 Parat2 うしろに立つ少女

 西京極の先輩からGBA本体を借りてプレイ。
 ビールを立て続けに二缶空けて、ゲームの音量を絞って、テレビをつけて(楽しそうなバラエティ番組にチャンネルをあわせる)、トイレに行って、準備万端で挑んだにもかかわらず、やっぱり最後の落雷ビシャーン!→ナイフ持って笑顔でキメのスーパーコンボの絶大な破壊力に屈服するリトルヘタレなわし。直前にトイレ行ってなかったら漏らしたかも。15年前のゲームのベタ移植のくせにこわすぎるぜ。
 昔のアドベンチャーゲームらしくコマンド総当りのシンプルなシステムではあるけれど、任天堂のゲームらしい丁寧なつくりで作業をやらされているというかんじが全然しないところがすごいんじゃよねー。「ちょうさやめる」の意外な使い方とか、「みせる」→「こんじょう」とか、システムの無愛想さを逆手にとったコマンドの使い方も好き。後編に入ると3D迷路があったり、フラグ立てが急に煩雑になったりと、やや展開がもたつくけれど、ところどころで容疑者の名前を入力させたりしてプレイヤー=探偵であることを常に意識させてるところがうまいなー。
 たざきはうろたえすぎだと思う。親の顔が見たいもんだと思っていたら、母親もうろたえすぎだったので納得。
 うらべ校長は人望がありすぎる。ちょっとでもうらべ校長を疑うと、ありとあらゆる人の態度が豹変する。校長は関係ねーだろうが校長はよー!
 せっかくだからニンテンドパワー版も入れてくれればよかったのに。 http://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/btcj/arasuji.html でも落雷ビシャーンの恐怖はファミコンのドット絵ならではのような気もする。