26話『局長 近藤勇』

 カーモちゃん一派亡きあと、視聴者であるわしの心にはぽっかり大きな穴が空いているのじゃが(そういえば一人生き残った野口の処遇はどうしたんじゃろか。前回平助に諭されたとおりに水戸に逃げたの? 史実どおり切腹したの?)、そんな気持ちとは関係なく歴史という名のドラマは動いてゆく。
 トリビア武田観柳斎谷三十郎は、見るからにさっさと見苦しく死んで欲しいオーラが充満しており、どんな死に様を晒すのか今から楽しみでしょうがないが、それも当分先の話だしにゃー。次の見所はやっぱり山南切腹じゃろかー。そういえば山南はいきなり総長になっているので、もうヤツの死へのカウントダウンは始まった模様。「先に逝って待ってるぜ!」って新見錦も言ってたしな。
 内山様はただの与力ではないが、コンドルのジョーではないので、バードミサイルを発射出来ずに無念の死を迎えておられた。おのれー、大坂奉行所が総力を結集すれば幕府忍法火の鳥新選組など一網打尽だというのに!
 まあ、おおむねなんもなく、珍しくあんまりおもしろくない話だった。次々回が池田屋か。カーモちゃん死んでから展開が急だなあ。