蓮池薫さん似の先生(以下かおりん)の診療所に行く日。もういい加減良くも悪くもならないから、いわゆる「治療」は完了したんじゃないのかなーと思うのだけれど、突然右耳のうずまきが暴れだすという伊藤潤二的恐怖はもう味わいたくないし、とくに今週末はカラオケが控えているので、薬欲しさでおとなしく出かける。待合室に居ると薄い壁越しに、なんかしつこく症状やら治療法を尋ねる患者さんの声が聞こえる。かおりんは面倒そうに応対。ぼくの番になって「(症状は)良くなってるんですか?」と尋ねてみると、「良くはなっているんですけどねぇ〜」といつも以上になんかテキトーな扱い。かおりん、ぼくはもう要らない患者なの?
 Tシャツが欲しかったのでユニクロに寄る。キース・へリングのプリント柄のTシャツがあったから思わず購入。でもよくよく考えてみれば、同じ柄を着た人と行き違ったらお互い気まずいだろうし、そしてユニクロの量販品ならその確率は飛躍的に上昇し、ガッカリ度も圧倒的に上回りそうだなあと思った。その意味ではアンディ・ウォーホルのプリント柄にしなかったのは賢明だといえよう(五十歩百歩)。誰ともかち合わないような、もっとわけのわからん柄か無地にしておけばよかった。その意味ではウォーホルはある意味安全牌だったのかにゃー? 
 『キル・ビル』のフィギュアが売ってた。ザ・ブライドはともかくゴーゴー夕張がすごいことになっていた。……なんだ、このデタラメの一歩向こうの罪深えフィギュアは。
http://www.kyoto-wel.com/shop/S81134/images/kill_bill-gogo_yubari.jpg