ジャガーノート 

 爆弾解体サスペンスの古典と聞いていたけれど、なるほどまったくそのとおり。解体現場・船上の乗客・ロンドンで犯人探しの三つの場面が過不足なくうまいこと描かれているなー。そしてあほな子供に腹が立つ。じゃって、子供はほら貝を与えると豚の頭を崇めたり殺し合いを始めるような生き物ですよ? 
 ハリウッド的な派手さはないけれど、微妙にプロフェッショナルな雰囲気なので、なんとなくリアルっぽいような気がする。たぶんあんまりリアルではないのだろうけれど。
 ってゆうか、「最後に青赤どっちのコードを切るか」の元ネタはここなんじゃろかー? リーサルウェポン(ポリスノーツ)よりも先に、ガンスミスキャッツとかゲーム『鈴木爆発』が思い浮かぶリトル愚かなわし。エンジンの解体はもうこりごりだー!(昔のコメディ風の終わり方)