この十年、帰省するたびに少しずつ京都に運んでいるので、こっちに置いてるのは文字通り残滓というか澱になる。右下の空白のような黒い塊は横溝正史。 そういえば、京都からこっちに本を送ったことがない。
レムは読みきれなかった。電車で読もう。
作家の自伝とかエッセイには興味ないのだけれど、ボルヘスと澁澤龍彦とナボコフとレムは別。 幼少の記憶を大人として大人しく糊塗することなくなるべく精確に描きだそうとしながら、でも「子供の考えることはサッパリ意味不明」とするところがソラリスしてい…
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