普通の男の子に戻るので、これからはこっちで。今、P・K・ディック『ティモシー・アーチャーの転生』読んでるけど、きっついなー。村上春樹せんせいが、「神経が疲れているときに読むならディックの『ティモシー・アーチャーの転生』に限る(意訳)」と言ったのがわかりすぎるほどわかる。

『暗闇のスキャナー』以降間違ってしまったディックの集大成であり、間違っているからこそ、ディックの読者として真正面から受け止めなければならない。これは試練なのだ。