1巻

 スタートレックネクストジェネレーションのあらすじ。ジャン・リュック・ピカードエンタープライズ号の艦長だが、事あるごとにアクシデントが頻発して どうもなんかの呪いがかけられているみたい。色々な事に大変苦しみぬくし、Qの裁判にかけられる。でもまた苦しみぬくよ? お楽しみに。ちょっと目を離したすきにまた苦しみぬいていました(裸に剥かれて拷問されて「ライトはいくつだ?」と聞かれる)。
 ゲェー! 「宇宙、それは最後のフロンティア……」で始まるナレーションが英語だったり、登場人物が全員英語で喋ったりしてビックリしますね。元々アメリカのドラマだから当たり前なんだけど、高校生のときテレビで見てたTNGは日本語吹き替えだったので違和感がある。
 1987年放映のテレビシーリーズということで、さすがにみんな若いなー……なんでピカード艦長は昔も今も変わらぬ姿なんじゃろかー。データは昔のほうが明らかにシワが少ないのに。
 1話のファーストシーンってライカーとかドクターとかラフォージが合流する前なのね。ウォーフじゃなくてヤー大尉が保安部長だし。戦闘ブリッジにちゃっかりマイルズ・オブライエンがいたりしておもしろいなー。
 ゲェー! ヴォイジャー艦長のジェインウェイもビックリの勢いで円盤部を切り離して戦闘シーンになって大盤振る舞いだなーと思って見てたら、Qのデタラメの一歩向こうの能力にあっさり全面降伏するピカード艦長にずっこける。でもピカード艦長らしい冷静な判断だ。
 事あるごとに先頭を切って荒事に乗り込み、速攻とっつかまってヒドイ目に遭うという、ボーイズラブの受けの精神を形にしたようなキャラクターで親しまれているピカード艦長だけど、初っ端からQ時空連続変態(ピカードの後頭部を嘗め回すように見つめる)に気に入られているヤツの才能は本物じゃぜ? 1話と最終話がピカードの裁判でつながっているということは知っていたけれど、1話を見るのは初めてだったリトルトレッキー失格なわし。テレビで見始めたのはヤー大尉が退場する前後なんじゃよねー。
 カウンセラー・トロイが無闇に足の見えるピチピチスーツを着ているけど、トロイじゃなー。ヤー大尉がこっちの衣装を着て保安部長らしい格闘技を見せればいいのに。ヤーにおまかせ、なんつってな。
 ゲェー! ライカー副長が髭を剃って激痩せしてるー!(逆です) ってゆうか、変化が激しすぎる。いつの間にか分身してるし艦長に昇進するし映画監督になってるし。
 艦長とドクター(と馬鹿息子)に本編が始まる前からの因縁があることは知ってたけど、副長とカウンセラーもエンタープライズ号に乗る前からの因縁があったのね。けっこう知らないことばかりだ。
 懐かしさで見てみたけど、すごくおもしろいから続きも借りてこよう。全部あるといいなー。