7巻

 このあたりはかなり記憶が混乱していたのだけれど、見て納得。ただでさえ濃い話が続くのに、ザンスカール本国に出たり入ったり出たり入ったりしていてややこしい。なんかリーンホースジュニアごと捕虜になってるし。
 しばらく死んでなかったので油断してたら、ギャワー! ペギーとジュンコが二話連続で相次いで死亡。どっちかというとジュンコの死の方が強烈だったので(当時は無駄死にとしか思ってなかったけれど、今見るとそれまでの経緯がいろいろあったんだなーと思った)、ペギーのことはすっかり忘れてた。そしてシュラク隊に残ったのはオンナスキーと地味雀斑だけであり、これからなにを楽しみに視聴したらよいのやら…… でもさ、コニーの雀斑、おれ、けっこう好きだぜ?(アニメにありがちなぎこちない告白) 
 ザンスカールも一枚岩ではない模様。マリアは完全に客寄せパンダであり、カガチが実権を握っていて、ムッターマ・ズガンとタシロ・ヴァゴが功績を争っているのかしら。と思ってたら、いきなりタシロがギロチンにかけられそうになるのでビックリしますね。リガ・ミリティアの攻撃のドサクサに紛れて逃げたけど。カガチのギロチン主義は、ハートの女王なみに理不尽だと思った。「あの者の首を刎ねい!」ってかんじじゃろか。
 ギャワー! ついにモトラッド艦隊本格始動なのか? タシロ失脚のあとはクロノクルが襲うのか。ピピニーデンってどこに行ったのかと思ってたら、クロノクルの副官で再登場なのね。ルペ・シノも部下になったみたい。
 カテジナさんは完全にザンスカールってゆうか、マリア主義に染まっちゃったみたい。初陣のわりにはモビルスーツ扱うのがうまいなーとゆうか、コロニー内部なのにザンスカール国民を気にしない撃ちっぷりはすごいと思った。おかしいですよ、カテジナさん! 彼女が夢見るのはクロノクルと彼女だけの神聖ザンスカール帝国なんじゃろか? クロノクルはヘボいって言われてるけれど、けっこうがんばってるんだけどなー。ビッグキャノンに爆弾仕掛けたり、ビームの進路をそらせたり。クロノクルとカテジナはお互い好きあっていたけれど、相性が悪かったんじゃろか。「女の愛撫で男を奮い立たせることができるのなら、女はそれをすることもあるのよ!」 とはベルトーチカの言葉だけれど、クロノクルは奮い立つタイプじゃなかったみたい。
 今までは戦闘中にタネを埋めるなど納得の出来る奇行を繰り返してきたシャクティが、とうとう電波を受信し始めた。マリア(生身でミノフスキー粒子を散布できる)の影響?
 ビッグキャノンはフロイト的にヤバイ武器なのでビックリしますね。婉曲に言うと『フロムダスク・ティルドーン』で鞭使いのオッサンが股間に装備していたリボルバー。ありていに言えば、ちんこ。やっぱりザンスカールの兵器思想はおかしいですよ、ズブロフさん! ゲドラフとか。あれ見たら「タイヤが空を飛ぶな!」と言わずにはいられないにゃー。ザンスカールの影の支配者はドゥカー・イク(将来の夢は地球をバイク乗りの楽園にする)だったんじゃよー!
 オリファーとマーベットの結婚に激しく嫉妬するウッソに「だったら私にあなたの子供を産めって言うの?」とからかうマーベット。大人だなー(そうか?)。捕虜収容所から脱出して忙しいときに、オリファーが「俺の子供を産んでくれ」と言ったり、妙に生々しいにゃー。
 次回、再び捕らえられたウッソにひどい拷問が?! たぶん、淫行条例に引っかかるようなやつ。

  • シュラク隊残高
    • + なし
    • − ペギー(26話『マリアとウッソ』で、ウッソを庇うために損傷したガンイージーでコンティオに取り付くが、コクピットビームサーベルで焼かれて死亡)
    • − ジュンコ(27話『宇宙を走る閃光』で、ビッグキャノンに仕掛けられた爆弾の処理が間に合わずに爆死)
    • 残高 オリファー、コニー 計2名